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New York Wine Review (その1)~Atwater Pinot Noir 01 

Vintage New Yorkで仕入れたワイン6本。

そのうちの何本かを早速開ける機会があったので、簡単にレポートを。

まずは、前にあけたJAMESPORTのPinot Noirがなかなかよかったので、2匹目のどじょうを狙って買ったAtwater VineyardsのPinot Noir 2001。
何かの賞をとったという紹介につられて購入。ホームページによると、Atwaterというワイナリーは99年創業の比較的新しいワイナリー。
ご覧の通り、エチケットも洒落ている。
で、肝心の中身の方はといえば・・・

買ったその日に開けたのがいけなかったのか・・・スモーキーな香りで、果実系の香りは完全に奥に引っ込んでいる。
味はまろやかで悪くはないけど、ピノ・ノワール特有の酸は余り感じない。
半分ほど残して翌々日に開けてみた。
・・・おっ、果実系の香り
でも、やはり2日目。長くは続かない。味の方も、ますます角がとれてしまって、平板な印象。
・・・決しておいしくないわけではないんだけどね
デイリーワインと割り切ってみれば、というところだけど、16ドル前後の価格帯はJAMESPORTと同じ。そう思うとコスト・パフォーマンスにもちょっと疑問が残る。

ま、ボトル・コンデションもあるだろうし、まだまだ若いワイナリー。
翌々日に見せた可能性を評価して、次に期待ということで・・・
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# by 47th | 2004-11-10 07:07 | Wine

New Yorkはイベント続き

先週末も今週末もNew Yorkはのどかな陽気
そんな中、先週末はハロウィーン・パレード、今週末はニューヨーク・マラソンとNew Yorkはイベント続き。
新米ニューヨーカーとしては、野次馬根性を出して、散歩がてら見学に。

ハロウィーン・パレードは夜7時からということで、6時過ぎに出発。
地下鉄に乗ると、仮装した怪しい人たちがうじゃうじゃ。
パレードはSpring Streetの辺りから23rdぐらいまでということだったんだけど、ダウンタウンの方はもう人がいっぱいというアナウンスが流れたので23丁目で下りて18丁目の辺りでパレードを待つことに。
しかし・・・待てど暮らせどパレードは来ない
6時半頃から待つこと約1時間半ほど。
ようやく8時頃になってパレードが到着。

パレードといっても、余り期待しすぎるとちょっと期待はずれかもしれない。
基本的に仮装したい人が思い思いの仮装をして、ねりあるくだけ。
たまに集団で統一コンセプトで勝負したり、こった演出をしているところもあるけれど、それはごく僅か。

左の写真みたいな感じで、何か怪しい格好の人が次から次にぞろぞろと歩いてくるだけ
しかも、周りで見ている人たちにも仮装している人がいるから、もう何が何だか・・・

まあ、この秩序のなさがある意味アメリカといえばアメリカかも知れない。
ところで、一旦始まったパレードは今度は際限なく後から後からやってくる。
結局1時間ほどは見ていたものの、そこで撤退。

機会があれば一度は見てもいいけど、1時間半待ちで見るほどのものじゃない・・・多分、始まってから見にきても十分間に合う

ま、今年は寒くなかったのがせめてもの救い。

で、今週末はニューヨーク・マラソン。

こちらも人出は相当のもの。

でも、今日みたいな天気のいい日曜日なら、走る方も見る方もほのぼの。

とは言っても42.195キロは半端な距離ではなく、終わりの方ではもうほとんど歩いているような感じの人も・・・

体力でもつけて来年は参加を目指してみようか・・・な?
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# by 47th | 2004-11-10 07:05 | Impressions

ホームシック??~ Aux Gourmands(麻布台)

New Yorkにいると、たまに無性に日本の料理が恋しくなったりするのは普通だと思う。
例えば、寿司、蕎麦、ラーメン・・・こういうのは、一応NYにもあるんだけど、やはり味が落ちるのは否めない(か、あるいはお高い)・・・こういう日本由来の料理(ラーメンとかは微妙?)とかは分かりやすいのだろうけど、実はぼくが今一番恋しいのは「日本人のつくる」フレンチやイタリアンだったりする。

日本人だから贔屓目で見てしまうということもあるのかも知れないけど、やっぱり日本人の食の感性というのは世界に誇れるものがあるような気がする。
その証拠というわけでもないけど、世界の食の中心の一つであるNYでも「和」のテイストは、とても注目されていて、Daniel BouludやJean-Georgesといったカリスマシェフの料理にも明らかに和の影響が見てとれる。

まあ、でもそんな理屈を抜きにして、ともかく里心がついてしまったのは、この店のHPをみたからだ。
その店は麻布台にあるAux Gourmands。
飯倉片町の交差点から外苑東通りを飯倉の方にちょっと行って右手の路地を少し入ったところ。建物の外にある階段を上った2階にその店はある。

日本でもそれなりにフレンチの有名店には行ったけど、どこか一つ選べと言われたら迷わずここ

オーナーシェフの横崎さんは前に六本木のマルズ・バーのビストロでシェフをしていた。(マルズも本当にいい店だ。ぼくがワインを覚えたのもマルズだった・・・)
トリュフや内蔵料理のおいしさを教えてもらったのも、その頃だった。
というわけで、横崎さんが独立してからも、Aux Gourmandsはお気にいり。
元々日本タイトルにも挑戦するぐらいのプロボクサーで、そこからシェフを志してフランスにまで修行にいった横崎さんは、本当に懐が深く、話をしていると、あっという間に時間が過ぎていく。(しかも、奥さんもとてもきれな方で、インテリア・デザイナー!)

もちろん、料理も素晴らしい。アミューズで出てくる桃園豚のリエットはぼくの大好物。
季節限定料理の新タマネギのムースも横崎さんの得意料理の一つ。
そして、秋冬になるとトリュフとジビエ・・・そう、横崎さんの料理には豪快さの中に、いつも季節感がある。
だから、季節が変わると、どんな料理が出てくるのか、いつも楽しみで、ついつい通ってしまう・・・

HPを見ると、シェフのページに写真入りで料理の紹介が・・・「小鳩、フォアグラ、トリュフ、トランペット茸のクレピネット」「(小鳩の)半身に軽く燻製をかけます。そしてその胸肉に薄く伸ばしたフォアグラとスライスしたトリュフを巻き込んで、ソテーしたトランペット茸で包んでからさらに網脂で包み、フライパンで焼き上げます。ソースはトランペット茸をピュレにしたものです。付け合せはその時々によって変わります。レンズ豆の煮込みだったり野菜のソテーだったりです。」・・・「蝦夷鹿、フォアグラ、トリュフ、野菜のトルティエール 」「蝦夷鹿内もも肉のあらびきを使います。このあらびき肉とフォアグラ、桃園豚の背脂、エシャロットのソテー、季節のきのこのソテー、塩、コショウ、オールスパイスで調味します。そしてにんにくを少し効かせてそてーした茄子とズッキーニのスライスで鹿肉のミンチを挟みこんでオーブンで焼き上げます。最後にトリュフを厚切りにしてその上に並べて出来上がりです。」・・・文章を読んでいるだけで涎が出てくる(失礼!)
そして、トリュフのリゾット・・・La Masseriaでもトリュフのリゾットは食べたけど・・・だって、トリュフにリゾットが隠れて見えない・・・そう、これが横崎さんの料理の醍醐味だ・・・ホント、このためだけでも帰国したい

もちろん、NYにもいい店はたくさんあるんだけど・・・季節の変わり目のこの季節、秋の味覚をふんだんに使った横崎さんのジビエ料理が、無性に恋しい・・・っていうか、何か食べ物でしか祖国に懐かしさを感じないのも問題かも知れない

寒さの厳しくなるこの季節、Aux Gourmandsは体も心も温めてくれるはず。
NYには余り関係がなかったかも知れないけど、まあこうして祖国に思いを馳せるのもたまにはいいでしょう


Aux Gourmands
〒106-0041
東京都港区麻布台3-4-14 麻布台マンション103
03-5114-0195
(日曜定休)
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# by 47th | 2004-11-10 07:01 | Gourmet

フランシス・ダナリーのこと(2)

10年越しに夢見ていたフランシスのライブを見るチャンスは、NYにやってきてから程なく訪れた。
ある日、ふとフランシスのHPをチェックしていると、新しいライブの日程が・・・
そこには、9/21 CUTTING ROOM, NEW YORKの文字が。
場所は24th Streetのブロードウェイと6thの間。
勿論、地下鉄で行ける。
チケットなんかは売っていない、本当にただの小さなライブハウス。
正直、少し怖い気もするが、日本では絶対に見れないフランシスとあっては、背に腹は変えられない。なにごともチャレンジということで、平日仕事から戻り、食事を済ませていざ出陣!

9時からスタートということで30分ぐらい前に到着。
何か店の前には怪しい人がたむろってるけど、"Excuse me"といいながらもぐりこむ。
中にはバーカウンターと、いくつかテーブルが・・・
天井が結構高くて・・・こういうのをゴシック調というのだろうか?
9時からスタートということで、30分ぐらい余裕をみてきたんだけど、まだ前のバンドが演奏中ということで、バーで軽くいっぱい

隣の方では長髪のいかにもハードロッカーなお兄ちゃんたちが、何やら話している・・・"RUSH"とか"DREAM THEATER"とかいった単語が聞こえているところからすると、彼らもフランシス目当てらしい。
そうかと思うと、今度は偉くご年配のカップルも入ってくる・・・テーブルに座って注文を始めるが、こちらはフランシス目当てなのかどうか?

・・・・そうこうしているうちにとっくに9時を回るけど、一向に前のバンドが終わらない・・・仕方ないので、2杯目のビールを頼む・・・なんか、だんだんいい気分になってきたぞ

結局、前のバンドが終わって、入れ替えは9時半頃。近いからいいようなものの、遠かったら帰れないぞと、少し怒りつつも、ホールの中に入って、奥のボックス席でステージが見渡せるところに落ち着くと、今度は何かどきどきしてきた・・・
だって、ホールは満員でも40人ぐらいの狭さ・・・ステージなんて、紙飛行機を飛ばしたら届いちゃいそうだし(・・・飛ばさないけど)・・・本当にこんな近くで見れるのか?

そうやって、どきどきしていると、何かギター持ったおやじがステージの上に・・・
頭はちょっと薄くなり、腹も出て、少しあごのあたりもたるんでいるが・・・少し伏目がちで、にやにやとした薄笑いを浮かべているのは・・・間違いなく、フランシスだ!

今日はもう一人、キーボードにDavid Sanciousを迎えている。こちらは、年の頃は50ぐらいのいかにもJAZZ Musician然とした黒人のしぶーいおじちゃん。知らなかったんだけど、セッション・ミュージシャンとしてかなり活躍している人らしい。

2人で音合わせをしたりしてから、おもむろにフランシスがマイクに向かう。

"I'm Francis Dunnery....I am alcoholic."

ライブ・アルバムでもおなじみのMCをかますと、客席から笑いが起こる。
フランシスは、手に持ったジン・トニックを口に運ぶ。
ちょっと、顔をしかめて「これ、本当に酒?水じゃないの?」とか、更にアルコールネタをとばしてから、ギターを弾き始めた・・・cont'd
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# by 47th | 2004-11-10 06:57 | Miscellaneous

セントラル・パークの秋

New Yorkは久しぶりに穏やかな陽気の日曜日。
セントラル・パークの木々もかなり色づいてきた。


今日は、そんなセントラル・パークでとった写真を何枚かどうぞ

<このブログはバックアップ用です!写真はこちらから!>

(画像が多少重いので、注意!)}
まずは、湖の南に位置する並木道。何か神宮とかを思い出させる。
久しぶりに天気がいいこともあって、人が多かった。


これはBOW BRIDGE。
池の周りの紅葉がきれいなのは、日本と同じかな?


最後にJohn Lennonの棲んでいたDacota Houseを遠くに臨んで。


以上、セントラル・パークより(ほとんど)生中継で。
画像が重かったら申し訳ありません
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# by 47th | 2004-11-10 06:53 | Impressions

NYワインの宝庫~Vintage New York

前にも紹介したように実はNew Yorkはワインの産地。
そのNew York産のワインばかりを売っている店があるという情報を仕入れ、SOHOにあるVintage New Yorkを訪れた。a0037968_6482263.jpg

店は地下鉄のブルーラインをPrince St.の駅で下りて、5分ほどのBroome St.とWooster St.の角のビルの1階。
店内は本当にNew Yorkワインだけ。赤、白、さらに品種ごとに価格順に並べられている。それぞれのワインに丁寧にコメントがつけられているのが、情報の乏しいNew Yorkワインを選ぶのにはありがたい。
奥の方はテイスティング・バーになっていて、店内のワインのほとんど全てが5ドルで5種類テイスティングできる!
スパークリングやデザートワインの試飲もOKなので、別にワインを買う気がなくてもかるーく飲みたいときや食事後にいいかも知れない。
ただし、飲む銘柄には注意
というのも、全種類テイスティングが可能というだけあって、なかにはいつ開けたか定かでないものも混じっている。
a0037968_6493168.jpg今回試飲した中でもスパークリングは完全に泡が抜け、貴腐ワインの香りがするワインビネガー化しているものもあった
他にも香りが完全に閉じてしまったものや、逆に香りだけ残って味が抜けてしまったものもあった。一応、窒素ガスを充填はしているようだけど、それにも限度があるからねぇ。。。
特に試したい銘柄があるのでなければ、お店の人に品種だけ伝えてお薦めのものを選んでもらうのが間違いがないかも知れない。
・・・というわけで、テイスティング自体は、参考になったような、ならないような微妙なところ。

それでも6本買うと5%引きというのに惹かれて、白2本、赤4本を購入。
白はオーソドックスにシャルドネと珍しさにひかれてヴィオニエを。
赤はJAMESPORTのピノがよかったので、2匹目のどじょうを狙って別のワイナリーのピノを1つ。あとは、カヴェルネ主体のボルドースタイルのメリタージュを3本。
選考基準は、赤に関してはデザインを重視
というのも、全体的にみてNew Yorkワインのエチケットのデザインは、ちょっと安っぽいものが多く・・・どうせ味が分からないなら、デザインのセンスのいいものを、という発想。

しかし、デザインを侮るなかれ、ワインというのはセンスの部分が大きいので、デザインと味はそれなりの相関性を有する・・・というのがぼくの仮説。

ま、この中で「あたり」を見つけたら、また報告するので・・・ん?報告しなかったら・・・まあ、それは、きっとぼくがまた怠けているだけで、ワインのせいではない・・・はず・・・

・・・最後に、ここではさりげなくバゲットとかも売っているけど、これがなかな絶品。
お値段もお手頃なので、こちらも是非
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# by 47th | 2004-11-10 06:48 | Wine

La Masseria

当たり前のことだけど、NYはレストランが多い。
そんな中でいいレストランを探すには、ZAGATなんかを利用するわけだけど、事前に情報があるというのは安心な反面、surpriseも少ない。a0037968_6441260.jpg

今日、紹介するLa Masseriaは、うちの近所にできたばかりのイタリアン。もちろん、まだZAGATなんかには載っていない。
でも、外から見た雰囲気は、オープンテラスの開放感のある明るいおしゃれな感じだし、何よりもTheater Districtの辺りは、Downtownの方に較べると、お手頃なレストランがやや少ない。近所で「使える」レストランを見つけることの意味は大きい。
La Masseriaは、48thのBroadwayと8thの間、リッツ・プラザの1階にある。
(前に話したSocial Security Officeと同じビルだ)

建物が道路から少し奥まったところにあるので、店の前はオープンテラスになっている。
木枠のガラス扉からは、店の中も見通せるし、色遣いも明るい。印象としては、青山辺りのカフェとかにありそうな、しゃれた感じ。

中に入ると、外から見るよりも奥行きがある。右手はバーになっていて、アルコールだけというのも楽しめそうだ。

店員の雰囲気もいい。いかにもイタリア人といった感じの陽気なウェイターが、少し訛りの入った英語で、軽口をとばしたりしながら、その日のメニューの説明を的確にしてくれる。
お薦めはオッソブッコ(仔牛すね肉の煮込み)。土曜日だけの限定メニューらしいのだけど、これがよく煮込まれていて、本当に柔らかく味が出ている。
よく煮込んでいるおかげか、脂っこさはなく結構な量があるのだけど、意外とお腹に入る。

もう一つのお薦めは、黒トリュフのリゾット・・・黒トリュフが、ふんだんに使われていて、口に含むと香りが口いっぱいに広がってくる。

他にも自家製の手打ちパスタも歯応えがあって、味わい深いし、ウサギのローストも、ほとんどウサギがまるまる1匹使われていて、これまた独特の臭みを殺さない程度に使われたハーブがGood。

正直、料理のレベルはかなり高い!
それにオープンして、まだ1月ぐらいなのに、8時ぐらいになると予約をしておかないと入れないようなぐらいに既に人気店・・・・でも人気がありすぎて、入れなくなるのも困りものだ。

さて、最後に気になるお値段の方だけど、一皿の分量がかなり多いので、前菜、パスタ・リゾット、メインそれぞれを二人でシェアするような感じで十分。一皿がだいたい20~30ドルぐらいなので、飲み物を入れて一人60~80ドルぐらいというところかな?
場所を考えると、そんなものかな、という
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# by 47th | 2004-11-10 06:44 | Gourmet

APPRENTICEにみるアメリカ

“YOU are FIRED”(お前なんてクビだぁ!)

社会人なら(いや学生バイトでも)、誰かに向かって、こう言いたくなることは一度ぐらいあるはずだ。
でも、実際には、クビを切る権限がなかったり、権限はあっても人手が足りなかったり、人手は足りてても労働基準監督署が怖かったりで、ぐっと言葉を飲み込んでしまう・・・
(中には、少しでも気にさわることがあると「お前なんかやめちまえ」と騒ぐ人もいるんだろうけど・・・いや、別に特定の誰かを念頭に置いているわけではないのだけど・・・)

NBC系で毎週木曜日夜9時(ET)からやっているAPPRENTICEは、そんな世の人のストレス解消番組・・・というわけではないのだけど、Donald Trumpの”YOU are FIRED”というキメ台詞はNewsweekの表紙まで飾ってしまうぐらい有名になっている。
松井が住んでいることで有名なトランプ・タワーをはじめ、マンハッタンで数多くの不動産を管理・運営する大富豪のDonald Trumpが、何れ劣らぬ経歴の18人の男女を全米から募り、彼らを2チームに分けて毎週ある「お題」を与えて競わせる。勝ったチームには豪華ディナーやVIPとの懇談が待っているが、負けたチームはBoardroomに呼ばれて、さんざん責任のなすりつけあいをした後で、最終的にTrumpが一人を選んで”YOU are FIRED!”ということになる。

お題は毎週色々・・・子供相手の新しいおもちゃの考案だったり、新しい味のアイスクリームを作って売ったり、レストランのプロモーションだったり、犬相手のビジネスだったり・・・まあ、正直言って、本当にこれで実業家としての資質が分かるのか、疑問がないわけでもない

さて、しかし、この番組の見所はチームの勝負そのものではない。
見るべきは、負けチームの中での責任の擦り付け合いの凄まじさである。
ここには、「敗軍の将、兵を語らず」などという美学はひとかけらも存在しない。誰かが少しでも自分の非を認めようものなら、あっという間に集中砲火を浴びて蜂の巣状態になることは必至だ。
ともかくお互いに相手のミスは100倍にして、自分のミスは黙殺する。日本人なら「厚顔無恥」と非難の的になりそうだが、皆が皆同じような行動様式をとると、ある意味寸止めなしの格闘技のようなもので、逆にエンターテイメント性すら帯びてくる。

新しい味のアイスクリームを考案して、街角で売って、売り上げを競うというお題では、朝の動き出しの時間が相手チームより遥かに遅く朝の売り上げで大きく水を開けられた上に、屋台のロケーションで認可が必要なことを事前に確認していなかったために、屋台の移動を余儀なくされ、次の候補地について事前に考えていなかったので、放浪して時間を浪費・・・当然、大差で敗北。

← 問題のアイス(一般に売られてます)

普通に考えれば、どう見てもプランニング・ミスだし、マネッジに問題があるとしか思えないのだが、このときのプロジェクト・マネージャー(毎回各チームの一人が指名される)のIvanaは、屋台の場所を移動するときにStacy Jが「誤った情報」を伝えたために、合流が遅れたのが全ての原因だという主張を展開する・・・しかし、ちょっと待て・・・Ivanaの主張する「誤った情報」というのは、Stacy Jは屋台の場所を42ndの7th Avenueと伝えたけど、実際には42ndのBroadwayだったというもの・・・NYの土地勘が少しでもある人なら分かると思うけど、Broadwayと7th Avenueは、44thのあたりで交わっていて、42ndでも半ブロックも離れていない。ちょっと辺りを見渡せば、簡単に見つかる・・・そのことを指摘されても、なおIvanaは自分は悪くない、悪いのはStacy Jだと言い張る。ついには、Stacy Jはチームワークを乱すとか、単なる個人攻撃の領域に入り込んでいく。
・・・アメリカには「往生際が悪い」という概念はないとしか思えない。

ところが、結局、”FIRE”されたのは、チーム唯一の男性メンバーBradford。理由は、「ええかっこしぃ」だから・・・話すとややこしいが、Bradfordはその前の週に勝利チームのプロジェクト・マネージャーなので、本当なら今回はクビの対象とはならない・・・ところが、Bradfordは責任の擦り付け合いの最中に「自分はクビにされるような失敗はしていないと思っているけど、皆と対等の立場でいたいから、(クビ免除の)特権を放棄する」とか言い出す。その態度がいけすかなかったらしく、Trumpは「君は一番優秀だと思うけど、特権を放棄するなんてSTUPIDだ。そんなSTUPIDな奴は会社を駄目にするんじゃぁ」ということで、

YOU are FIRED

・・・正直、分かったような分からんような理由・・・というより、結局アイスクリーム勝負はなんだったんだ?・・・という感じで続いていく(なお、結局次の週に、Stacy Jは、「お前は皆に嫌われてるんじゃぁ」ということで、YOU are FIRED・・・Ivanaはその後はひっそりと目立たず生き残り中・・・)

ちなみに先週は、体は小さいが人の3倍は口が動くlawyerのStacy Rが「お前は口先ばっかりで責任をとらんのが気に入らんのじゃぁ」ということで、プロジェクト失敗と関係あるような関係ないような理由で”FIRED”・・・正直、プロジェクトとクビの理由の関係は、どんどん薄くなっているが、Trumpおじさんは自信満々。

Boardroomでの責任の擦り付け合いを見ていると、日本人にはこれはできないような、と思ってしまうけど・・・こんなことを平然とやれる国とお付き合いしなければならないわけで・・・日本の常識で物事を図ってはいけませんね。やっぱり
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# by 47th | 2004-10-28 11:08 | Impressions

NYのPino Noir

ぼくもこっちに来るまで知らなかったのだが、New York州は実はワインの産地としても有名でたくさんのワイナリーがある。
かつて、テキサスに行ったときに、ダラスのワイナリー巡りをしたこともあるけど、そうした地ワインにはものすごく興味をそそられる。
というわけで、レストランに行ったときもなるべくNY産のワインを頼むことにしているけど、意外とNY産ワインを置いているところは少ない。
でも、これまでに出会ったNYワインは、ほとんど例外なくレベルが高い。アメリカ産ワインといえば、カリフォルニア産が有名だけど、NY産のクオリティもそれに劣らない・・・というよりも、繊細さという面ではカリフォルニア産よりもフランス産ワインに近い。

今日紹介するのは、JAMESPORTのPinot Noir 2002。
これを買ったのはChelsea MarketのChelsea Wine Vault。

ここは最近気に入っているところで、フランス産ワインもかなり充実。
この前は、ルイ・ラトゥールのコルトン・シャルルマーニュが60ドル台になっていて、思わず衝動買い。
それだけでなく、トレヴァロンの白やメオ・カミュゼのブルゴーニュも山積みで売っていたので思わず衝動買い・・・
閑話休題
もっとも、そこでも必ずしもNYワインが多いわけではなく、全部で15銘柄ほど。
実は、NYのリースリングのレベルが高いのは、既に別のワインで確かめてていたのだけど、今回は赤ワインの実力を測るべく、赤の中でも最も難しいといわれるピノ・ノワールを選んでみようと思ってみると、あったのはこのJAMESPORTただ一つ。
お値段は16ドル程度。デイリーというには、少しお高いかも知れないが、決して高級ワインの値段ではない。

期待と不安を込めてコルクを抜く。
色合いは若いワインらしくきれいなルビー色。
色合いはカリフォルニアのピノに比べると薄目。どちらかというと、ブルゴーニュ、それも北の方を思わせる色合い。
まずは静かにグラスをとって、香りを確かめる。
華やかなラズベリーやフランボワーズを思わせる果実系の香りが立ち上る。樽香は余り強く感じない。
軽くグラスを回して空気に馴染ませてから、再度香りを確かめると、果実系の香りの奥から、かすかに動物系の香り。
とても、16ドルのワインとは思えない奥行きを持った香り。

一気に期待をふくらませて、口をつける。決して強くはないが、ピノならではなのしっかりとした酸を感じる。すっきりとしたとてもきれいな造りのワインだ。
ABCやカレラのような強烈な個性は感じないけど、その分、普通にブルゴーニュの信頼できる作り手の村名ワインといって出されても違和感を感じない。
フィニッシュも十分に長い。

時間を置いての変化というのは余り感じなかったけど、まだ若いワインだし、値段を考えれば、そこはしょうがない。
それを差し引いても、これだけのクオリティがあれば申し分ない。
衝動買いしてしまったメオカミュのブルゴーニュは30ドル弱。約2倍の価格差だが、今の時点で、どちらに軍配をあげるかといえば、文句なしにこちら。
しばらくの間、NYでの普段飲みのローテイション入りは当確というところかな?
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# by 47th | 2004-10-27 03:15 | Miscellaneous

移転先サイトのダウンにつき・・・

blogの引越しをアナウンスしたばかりなのですが、早速、新しいサイトがトラブルで丸1日以上ダウンしてしまいました。
色々機能を付加できる分、サーバー負荷も高いのかも知れません・・・今回はデータ等は無事だったのですが、つまらない文章とはいえ、今まで書いたものが万が一全部ふっとんだりしたら、とても悲しいので、こちらのExciteの方もバックアップとして継続して運営することにしました。
といっても、あくまで目的はバックアップなので、画像等は再現していません。
勿論、あっちのサイトで使っている顔文字なんかも使えないので、基本的にはドリコムのblogの方をご覧下さい。
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# by 47th | 2004-10-27 03:00 | Miscellaneous