カテゴリ:Miscellaneous( 9 )

フランシス・ダナリーのこと(2)

10年越しに夢見ていたフランシスのライブを見るチャンスは、NYにやってきてから程なく訪れた。
ある日、ふとフランシスのHPをチェックしていると、新しいライブの日程が・・・
そこには、9/21 CUTTING ROOM, NEW YORKの文字が。
場所は24th Streetのブロードウェイと6thの間。
勿論、地下鉄で行ける。
チケットなんかは売っていない、本当にただの小さなライブハウス。
正直、少し怖い気もするが、日本では絶対に見れないフランシスとあっては、背に腹は変えられない。なにごともチャレンジということで、平日仕事から戻り、食事を済ませていざ出陣!

9時からスタートということで30分ぐらい前に到着。
何か店の前には怪しい人がたむろってるけど、"Excuse me"といいながらもぐりこむ。
中にはバーカウンターと、いくつかテーブルが・・・
天井が結構高くて・・・こういうのをゴシック調というのだろうか?
9時からスタートということで、30分ぐらい余裕をみてきたんだけど、まだ前のバンドが演奏中ということで、バーで軽くいっぱい

隣の方では長髪のいかにもハードロッカーなお兄ちゃんたちが、何やら話している・・・"RUSH"とか"DREAM THEATER"とかいった単語が聞こえているところからすると、彼らもフランシス目当てらしい。
そうかと思うと、今度は偉くご年配のカップルも入ってくる・・・テーブルに座って注文を始めるが、こちらはフランシス目当てなのかどうか?

・・・・そうこうしているうちにとっくに9時を回るけど、一向に前のバンドが終わらない・・・仕方ないので、2杯目のビールを頼む・・・なんか、だんだんいい気分になってきたぞ

結局、前のバンドが終わって、入れ替えは9時半頃。近いからいいようなものの、遠かったら帰れないぞと、少し怒りつつも、ホールの中に入って、奥のボックス席でステージが見渡せるところに落ち着くと、今度は何かどきどきしてきた・・・
だって、ホールは満員でも40人ぐらいの狭さ・・・ステージなんて、紙飛行機を飛ばしたら届いちゃいそうだし(・・・飛ばさないけど)・・・本当にこんな近くで見れるのか?

そうやって、どきどきしていると、何かギター持ったおやじがステージの上に・・・
頭はちょっと薄くなり、腹も出て、少しあごのあたりもたるんでいるが・・・少し伏目がちで、にやにやとした薄笑いを浮かべているのは・・・間違いなく、フランシスだ!

今日はもう一人、キーボードにDavid Sanciousを迎えている。こちらは、年の頃は50ぐらいのいかにもJAZZ Musician然とした黒人のしぶーいおじちゃん。知らなかったんだけど、セッション・ミュージシャンとしてかなり活躍している人らしい。

2人で音合わせをしたりしてから、おもむろにフランシスがマイクに向かう。

"I'm Francis Dunnery....I am alcoholic."

ライブ・アルバムでもおなじみのMCをかますと、客席から笑いが起こる。
フランシスは、手に持ったジン・トニックを口に運ぶ。
ちょっと、顔をしかめて「これ、本当に酒?水じゃないの?」とか、更にアルコールネタをとばしてから、ギターを弾き始めた・・・cont'd
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by 47th | 2004-11-10 06:57 | Miscellaneous

NYのPino Noir

ぼくもこっちに来るまで知らなかったのだが、New York州は実はワインの産地としても有名でたくさんのワイナリーがある。
かつて、テキサスに行ったときに、ダラスのワイナリー巡りをしたこともあるけど、そうした地ワインにはものすごく興味をそそられる。
というわけで、レストランに行ったときもなるべくNY産のワインを頼むことにしているけど、意外とNY産ワインを置いているところは少ない。
でも、これまでに出会ったNYワインは、ほとんど例外なくレベルが高い。アメリカ産ワインといえば、カリフォルニア産が有名だけど、NY産のクオリティもそれに劣らない・・・というよりも、繊細さという面ではカリフォルニア産よりもフランス産ワインに近い。

今日紹介するのは、JAMESPORTのPinot Noir 2002。
これを買ったのはChelsea MarketのChelsea Wine Vault。

ここは最近気に入っているところで、フランス産ワインもかなり充実。
この前は、ルイ・ラトゥールのコルトン・シャルルマーニュが60ドル台になっていて、思わず衝動買い。
それだけでなく、トレヴァロンの白やメオ・カミュゼのブルゴーニュも山積みで売っていたので思わず衝動買い・・・
閑話休題
もっとも、そこでも必ずしもNYワインが多いわけではなく、全部で15銘柄ほど。
実は、NYのリースリングのレベルが高いのは、既に別のワインで確かめてていたのだけど、今回は赤ワインの実力を測るべく、赤の中でも最も難しいといわれるピノ・ノワールを選んでみようと思ってみると、あったのはこのJAMESPORTただ一つ。
お値段は16ドル程度。デイリーというには、少しお高いかも知れないが、決して高級ワインの値段ではない。

期待と不安を込めてコルクを抜く。
色合いは若いワインらしくきれいなルビー色。
色合いはカリフォルニアのピノに比べると薄目。どちらかというと、ブルゴーニュ、それも北の方を思わせる色合い。
まずは静かにグラスをとって、香りを確かめる。
華やかなラズベリーやフランボワーズを思わせる果実系の香りが立ち上る。樽香は余り強く感じない。
軽くグラスを回して空気に馴染ませてから、再度香りを確かめると、果実系の香りの奥から、かすかに動物系の香り。
とても、16ドルのワインとは思えない奥行きを持った香り。

一気に期待をふくらませて、口をつける。決して強くはないが、ピノならではなのしっかりとした酸を感じる。すっきりとしたとてもきれいな造りのワインだ。
ABCやカレラのような強烈な個性は感じないけど、その分、普通にブルゴーニュの信頼できる作り手の村名ワインといって出されても違和感を感じない。
フィニッシュも十分に長い。

時間を置いての変化というのは余り感じなかったけど、まだ若いワインだし、値段を考えれば、そこはしょうがない。
それを差し引いても、これだけのクオリティがあれば申し分ない。
衝動買いしてしまったメオカミュのブルゴーニュは30ドル弱。約2倍の価格差だが、今の時点で、どちらに軍配をあげるかといえば、文句なしにこちら。
しばらくの間、NYでの普段飲みのローテイション入りは当確というところかな?
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by 47th | 2004-10-27 03:15 | Miscellaneous

移転先サイトのダウンにつき・・・

blogの引越しをアナウンスしたばかりなのですが、早速、新しいサイトがトラブルで丸1日以上ダウンしてしまいました。
色々機能を付加できる分、サーバー負荷も高いのかも知れません・・・今回はデータ等は無事だったのですが、つまらない文章とはいえ、今まで書いたものが万が一全部ふっとんだりしたら、とても悲しいので、こちらのExciteの方もバックアップとして継続して運営することにしました。
といっても、あくまで目的はバックアップなので、画像等は再現していません。
勿論、あっちのサイトで使っている顔文字なんかも使えないので、基本的にはドリコムのblogの方をご覧下さい。
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by 47th | 2004-10-27 03:00 | Miscellaneous

Blog移転しました!

さて、まだ始めて間もないのに、何だと思われるかも知れませんが、友達のblogを見ていたら、もう少し色々なことがやってみたくなって、もう少し色々と遊べるところに移ってみました。
新しいblogへは、こちらをクリックしてみて下さい。
右下の方で占いもできます。
あと、うさぎも1匹かっているので、かわいがってやって下さい。
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by 47th | 2004-10-23 12:23 | Miscellaneous

Congratulations! RED SOX!

3連敗のあとの4連勝でRED SOXが見事にア・リーグの優勝決定戦を制した。
幸いなことに(?)、まだNYに来て3か月でYANKEES熱に感染していないので、今回のプレーオフは、どちらに肩入れするという訳でもなかったのだけど、3連敗のあと、集中力とmotivationを欠かすことなく、僅かな可能性を追求したRED SOXは優勝に相応しい戦いぶりだった。
実際、9月にBaltimoreとの試合で降板後、思い切り壁を殴りつけて左拳を骨折したKEVIN BROWNがフォアボールを出した末の満塁HRで2回で早々にマウンドを降りた後、怒りも見せずに黙ってダグアウト裏に引っ込んでいく姿が妙に寂しく、何が何でも勝ちにいくという気迫が何となく欠けているように見えた。
それに比べてRED SOXのチームとしての一体感は素晴らしかった。
ワールド・シリーズで盛り上がるNYを見てみたい気もしたけれど、ここは素直にRED SOXおめでとうと言っておこう。

それにしても、ここ数日仕事先でも話題はこの優勝決定戦ばかり。
確かに色々と因縁もあって面白いカードではあるけれど、それにしてもこの盛り上がりは凄い。
同じ国民的スポーツと言ってみても、日本シリーズの盛り上がりとはどこか違う・・・

勿論、国民性とかも色々あるんだろうけど・・・
MLBの方がプロ野球よりも面白いからという声もあるけど、実はぼくにとってはそうでもない。
配球や試合全体での戦術的な部分は日本のプロ野球の方が勝っている面もあるし、いくらHRが多いといっても、緊張感のない乱打戦はやはりあきられる。
・・・コンテンツとしての内容でそんなに劣っているとは思わないのだけど、日本では視聴率は低下して、球団経営は赤字で損失覚悟、パ・リーグの球団経営は年間30億円の赤字を引き受ける覚悟がいるらしい・・・
でも、それって何か変な気が・・・いくら低迷しているとはいえ、日本の国民的スポーツと称されるプロ野球の球団が十億単位の赤字って・・・世界中でスポーツがコンテンツビジネスとして、引く手あまたの状況にあって、日本のトップ・スポーツの球団経営が成り立たないって、何かおかしい・・・じゃあ、Jリーグは?というと、儲かるとまでは言えないらしいけど、決して損失覚悟のビジネスという訳でもないらしい?
じゃあ、日本のプロ野球の低迷の原因はどこにあるんだろう・・・
MLBを見ていると、試合そのものから離れて、ふとそんなことを思ってしまう、今日このごろ・・・ま、その話はまた今度するとして、とりあえず今夜はRED SOXおめでとう、ということで!
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by 47th | 2004-10-21 13:51 | Miscellaneous

MLBもりあがってます、それにひきかえ?

日本でも日本シリーズのようですが、こちらは目下ア・リーグ、ナ・リーグそれぞれのプレーオフも大詰め。
仕事から戻ってRED SOX v. YANKEES第5戦を見始めたら、結局試合が終わったのは11時・・・最後の方はテレビで見ている方が寒くなるぐらいボストンは寒そうでしたが、寒さの中でも全く帰る気配もなく、必死に地元チームを応援するファンの姿はけなげだった。
それに応えるような、最後のORTIZのサヨナラヒット・・・というよりも、正直YANKEES SIDEは押さえる球がなくなるぐらい、凄い集中力だった。
まあ、YANKEESの3連勝で始まったプレーオフも、RED SOXの連続サヨナラ勝ちで大分面白くなってきた、というところかな?
正直、MLBでは特定の贔屓のチームがあるわけではないので、まあ面白い試合が見れればいいかなというところだけど、一応NY在住ということで7戦までもつれた上でYANKEESがワールド・シリーズ進出というのを期待。

ナ・リーグの方もなかなか盛り上がっていて、YANKEES v. RED SOXが終わった後に、そのままASTOROS v. CARDINALESだったんだけど、見ていたら9回裏JEFF KENTの劇的なサヨナラ・ホームラン!
アストロ・ドームも最後は大変なお祭り騒ぎ・・・この地元が一体となった盛り上がりは本当に凄い。
そして、6時間近くのゲームの打ち切りなしの放送・・・

それにひき換え、日本のプロ野球界は、相変わらずグラウンドの中よりも外の方が騒がしいみたいだけど・・・いったい、どこで「メジャーリーグ「と「プロ野球」の間が開いてしまったんだろう・・・cont'd
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by 47th | 2004-10-19 13:10 | Miscellaneous

再開

何かしばらく更新をさぼっていたら、色々な人からお叱りを受けてしまいました。
NYは大分寒くなってきましたが、また折りを見て更新していこうと思います。
ちょっとディープなネタもあると思いますが、それはまあ、そういうものだと思って、読み流して下さい。
とりあえず、ディープネタ音楽編その1という感じで、RUSHを見た話から・・・
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by 47th | 2004-10-14 12:43 | Miscellaneous

New York 同窓会

8月も半ばになると9月からNYの学校や職場に行く連中もやってきて、NYの日本人サークルも賑やかになる。
というわけで、日本の職場の同僚とNYで同窓会?を開催。

参加者は、なす、じーた、はう、そす、プラス、ぼくの5人(うーん、仮名にすると、こうなんだ・・・)。
場所は54th Streetの7thと8thの間の「鳥人」(とっと)という焼鳥屋。前に日本食マニアの職場の同僚(アメリカ人)に教えてもらったところだけど、ホント、普通においしい。日本酒、焼酎も豊富ということで決定。

なす、はうとは殆ど1年ぶりだけど、なすは思ったより変わってなかった。はうは、何だか怪しい黒人ミュージシャンかハワイの現地人状態・・・君は北国(Boston)にいたはずじゃなかったのか?

何だか周りも日本人ばっかりだし、この面子で飲むと東京にいるみたいな感じになる(但し、東京だと開始時間は12時を回ってからだけど・・・)
再会を祝しての生ビールでの乾杯に続き、なすとじーたは2杯目から早くも焼酎ロックをオーダーし始める。この辺りから既になすはご機嫌で、危険な雰囲気が漂い始める。
じーたも、いつもの感じ(?)でウェイトレスのお姉さんに絡みつつ、あっさりかわされる・・・一応、本人の名誉のために言うと、じーたの絡み方は別にセクハラ系やおやじ系ではなく、どうリアクションしたらいいのか判らないぼけをかますだけだけど(・・・?ん、名誉維持になってる?)

7時半にスタートしたのが、気がつくと11時過ぎ。
回転の早いNYのレストランで、こんなに長居する客は他にいない。
しかし、みんなもうかなりご機嫌。
焼酎はボトルで頼んだ方がお得な状態(会計の時に確認したら、グラスで16杯・・・殆どなすとじーたで飲んでいる)。
ぼくも日本酒を種類を変えて4,5杯ぐらい飲んで、焼酎に切り替え。
こんなに飲んだのは、6月の送別会以来だ。

東京だったら、このままオールナイトに突入するところだが、幸か不幸か、まだNYナイトライフには疎いし、じーたとそすは、これからダウンタウンの寮まで帰らないといけない。
というわけで、NY初の同期飲みは無事11時半頃お開き。

・・・ところで、それだけ飲めばお代もそれなり、ということで、会計を見たら、皆な酔いが半分ぐらい醒めてしまった・・・今度は20ドルで日本酒飲み放題と噂の店かな・・・
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by 47th | 2004-08-25 08:19 | Miscellaneous

NY生活の始まり

ばたばたと引っ越しやそれに伴う部屋の片付け、面倒くさい役所関係への届出やもろもろの住所や連絡先の変更、そういう色々なことを何とかぎりぎりのタイミングですりぬけながら、日本を飛び立ったのは7月15日のことだった。
それから、ほぼ1週間、ようやく時差ぼけも少しよくなり、外出から戻っては泥のように眠る暮らしから脱却したところで、徒然なるままに日々思ったことをそろそろ綴ってみよう。
ぼくのことを知る人にはNYからの便りの代わりに、そうでない人には、よくある留学体験記の一つとして読んでみてほしい。
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by 47th | 2004-07-22 10:57 | Miscellaneous