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ホームシック??~ Aux Gourmands(麻布台)

New Yorkにいると、たまに無性に日本の料理が恋しくなったりするのは普通だと思う。
例えば、寿司、蕎麦、ラーメン・・・こういうのは、一応NYにもあるんだけど、やはり味が落ちるのは否めない(か、あるいはお高い)・・・こういう日本由来の料理(ラーメンとかは微妙?)とかは分かりやすいのだろうけど、実はぼくが今一番恋しいのは「日本人のつくる」フレンチやイタリアンだったりする。

日本人だから贔屓目で見てしまうということもあるのかも知れないけど、やっぱり日本人の食の感性というのは世界に誇れるものがあるような気がする。
その証拠というわけでもないけど、世界の食の中心の一つであるNYでも「和」のテイストは、とても注目されていて、Daniel BouludやJean-Georgesといったカリスマシェフの料理にも明らかに和の影響が見てとれる。

まあ、でもそんな理屈を抜きにして、ともかく里心がついてしまったのは、この店のHPをみたからだ。
その店は麻布台にあるAux Gourmands。
飯倉片町の交差点から外苑東通りを飯倉の方にちょっと行って右手の路地を少し入ったところ。建物の外にある階段を上った2階にその店はある。

日本でもそれなりにフレンチの有名店には行ったけど、どこか一つ選べと言われたら迷わずここ

オーナーシェフの横崎さんは前に六本木のマルズ・バーのビストロでシェフをしていた。(マルズも本当にいい店だ。ぼくがワインを覚えたのもマルズだった・・・)
トリュフや内蔵料理のおいしさを教えてもらったのも、その頃だった。
というわけで、横崎さんが独立してからも、Aux Gourmandsはお気にいり。
元々日本タイトルにも挑戦するぐらいのプロボクサーで、そこからシェフを志してフランスにまで修行にいった横崎さんは、本当に懐が深く、話をしていると、あっという間に時間が過ぎていく。(しかも、奥さんもとてもきれな方で、インテリア・デザイナー!)

もちろん、料理も素晴らしい。アミューズで出てくる桃園豚のリエットはぼくの大好物。
季節限定料理の新タマネギのムースも横崎さんの得意料理の一つ。
そして、秋冬になるとトリュフとジビエ・・・そう、横崎さんの料理には豪快さの中に、いつも季節感がある。
だから、季節が変わると、どんな料理が出てくるのか、いつも楽しみで、ついつい通ってしまう・・・

HPを見ると、シェフのページに写真入りで料理の紹介が・・・「小鳩、フォアグラ、トリュフ、トランペット茸のクレピネット」「(小鳩の)半身に軽く燻製をかけます。そしてその胸肉に薄く伸ばしたフォアグラとスライスしたトリュフを巻き込んで、ソテーしたトランペット茸で包んでからさらに網脂で包み、フライパンで焼き上げます。ソースはトランペット茸をピュレにしたものです。付け合せはその時々によって変わります。レンズ豆の煮込みだったり野菜のソテーだったりです。」・・・「蝦夷鹿、フォアグラ、トリュフ、野菜のトルティエール 」「蝦夷鹿内もも肉のあらびきを使います。このあらびき肉とフォアグラ、桃園豚の背脂、エシャロットのソテー、季節のきのこのソテー、塩、コショウ、オールスパイスで調味します。そしてにんにくを少し効かせてそてーした茄子とズッキーニのスライスで鹿肉のミンチを挟みこんでオーブンで焼き上げます。最後にトリュフを厚切りにしてその上に並べて出来上がりです。」・・・文章を読んでいるだけで涎が出てくる(失礼!)
そして、トリュフのリゾット・・・La Masseriaでもトリュフのリゾットは食べたけど・・・だって、トリュフにリゾットが隠れて見えない・・・そう、これが横崎さんの料理の醍醐味だ・・・ホント、このためだけでも帰国したい

もちろん、NYにもいい店はたくさんあるんだけど・・・季節の変わり目のこの季節、秋の味覚をふんだんに使った横崎さんのジビエ料理が、無性に恋しい・・・っていうか、何か食べ物でしか祖国に懐かしさを感じないのも問題かも知れない

寒さの厳しくなるこの季節、Aux Gourmandsは体も心も温めてくれるはず。
NYには余り関係がなかったかも知れないけど、まあこうして祖国に思いを馳せるのもたまにはいいでしょう


Aux Gourmands
〒106-0041
東京都港区麻布台3-4-14 麻布台マンション103
03-5114-0195
(日曜定休)
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by 47th | 2004-11-10 07:01 | Gourmet

La Masseria

当たり前のことだけど、NYはレストランが多い。
そんな中でいいレストランを探すには、ZAGATなんかを利用するわけだけど、事前に情報があるというのは安心な反面、surpriseも少ない。a0037968_6441260.jpg

今日、紹介するLa Masseriaは、うちの近所にできたばかりのイタリアン。もちろん、まだZAGATなんかには載っていない。
でも、外から見た雰囲気は、オープンテラスの開放感のある明るいおしゃれな感じだし、何よりもTheater Districtの辺りは、Downtownの方に較べると、お手頃なレストランがやや少ない。近所で「使える」レストランを見つけることの意味は大きい。
La Masseriaは、48thのBroadwayと8thの間、リッツ・プラザの1階にある。
(前に話したSocial Security Officeと同じビルだ)

建物が道路から少し奥まったところにあるので、店の前はオープンテラスになっている。
木枠のガラス扉からは、店の中も見通せるし、色遣いも明るい。印象としては、青山辺りのカフェとかにありそうな、しゃれた感じ。

中に入ると、外から見るよりも奥行きがある。右手はバーになっていて、アルコールだけというのも楽しめそうだ。

店員の雰囲気もいい。いかにもイタリア人といった感じの陽気なウェイターが、少し訛りの入った英語で、軽口をとばしたりしながら、その日のメニューの説明を的確にしてくれる。
お薦めはオッソブッコ(仔牛すね肉の煮込み)。土曜日だけの限定メニューらしいのだけど、これがよく煮込まれていて、本当に柔らかく味が出ている。
よく煮込んでいるおかげか、脂っこさはなく結構な量があるのだけど、意外とお腹に入る。

もう一つのお薦めは、黒トリュフのリゾット・・・黒トリュフが、ふんだんに使われていて、口に含むと香りが口いっぱいに広がってくる。

他にも自家製の手打ちパスタも歯応えがあって、味わい深いし、ウサギのローストも、ほとんどウサギがまるまる1匹使われていて、これまた独特の臭みを殺さない程度に使われたハーブがGood。

正直、料理のレベルはかなり高い!
それにオープンして、まだ1月ぐらいなのに、8時ぐらいになると予約をしておかないと入れないようなぐらいに既に人気店・・・・でも人気がありすぎて、入れなくなるのも困りものだ。

さて、最後に気になるお値段の方だけど、一皿の分量がかなり多いので、前菜、パスタ・リゾット、メインそれぞれを二人でシェアするような感じで十分。一皿がだいたい20~30ドルぐらいなので、飲み物を入れて一人60~80ドルぐらいというところかな?
場所を考えると、そんなものかな、という
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by 47th | 2004-11-10 06:44 | Gourmet