ホテル選びは慎重に(6)

さて、強気に出てメールを送ったのはいいが、土曜日の4時までに結果がわからないと、今度はPARK CENTRAL HOTELとdouble booking状態になってしまう。
寝る前にもう一度だけメールをチェックすると・・・ん?早速レスポンスが!
内容は・・・「担当者不在につき、月曜日にレスポンス」・・・これ、不在時の自動返信メール・・・
月曜日じゃ遅い!
という訳で、カスタマー・サービスの方ではなく、24時間受付の予約専用のアドレスに、至急これを担当者に転送しろ、というメッセージを添えて再送。

a0037968_2247344.jpgさて、土曜日、朝メールをチェックするが、勿論まだ反応はなし。
まあ、今頃色々と連絡をとっているものと信じて、天気もいいので、とりあえず気分転換にセントラル・パークでも散歩。
リスの姿に癒されながら、午後ホテルに戻って、再度メールをチェック・・・何も反応はない。
さて、どうしよう。
いったん、PARK CENTRALの方はキャンセルして、返事が来るのを待つか?
それとも、もう一度カスタマーセンターに電話して、状況を確認するか?
・・・・でも、そうやって向こうの反応を待っていたら、ずるずるこの状態が長引くだけだ。
ここで弱気に出たら、強気のメールを送った意味がなくなる。
ボールは向こうに投げているんだから、返事が遅れて困るのはこっちじゃなく、向こうでなくちゃいけない。

というわけで、予定通り日曜日にはホテルを移る!
明日までに反応があってもなくても、どんな反応であっても、こちらはこちらが正しいと思うところに従って行動に移す・・・何だか大げさだけど、ゲーム理論上も、この発想は正しい(はず)。

と、腹を括ってホテル移動のための荷造りに励む。

・・・でも、やっぱりメールが来ないか気になる。
土曜夜、日曜朝・・・反応なし。
まあ、こうなった以上、仕方ない。
荷物をまとめてチェックアウト。
フロントでチェックアウトを告げると、フロントの女性が怪訝そうな顔で、まだ宿泊する予定だったのではないかと聞くので、予定が変わったと伝える。
インターネットの会社のほうには連絡したのかと聞くので、「今交渉中」と答えると、ますます怪訝そうな顔に・・・一抹の不安を覚えつつも、宿泊代以外の費用を精算してチェックアウト。
a0037968_22473522.jpg
外に出ると外は快晴(部屋の中からはわからなかったけど・・・)
荷物は重いが、心は軽い・・・まあ、ちょっと喉元に小骨が刺さった気分だけど。

歩けば5分の距離だけど、荷物が多いのでタクシーでPARK CENTRALに移動。
チェックインタイムは4時から、それまでは部屋に入れないということで、荷物をクロークに預け、この際なのでDOWNTOWN観光で、GROUND ZERO(左の写真)やBATTERY PARK(下の写真)を観光。

ぶらぶらしていたら4時ころになったので、ホテルに戻ってチェックイン。
部屋は10階・・・この前がこの前なので、ドアを開けるとき少し緊張。
でも、こちらは、ほぼホームページの写真どおり。
a0037968_22474961.jpgスーツケースを二つ置くだけのスペースも十分あるし、机と椅子もある。
何より、窓から午後の光が差し込んでいる!
冷蔵庫がないのが、たまに傷だけど、セーフティボックスもちゃんと機能しているし、これでひと安心。

さて、あとは13泊分の宿泊代金を取り戻すことができれば、万事丸く収まるのだけど・・・cont’d
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# by 47th | 2004-08-17 22:52 | Happenings!

SSA

アメリカという社会は不思議なところだ。
日本人には信じられないようないい加減な話しがたくさんあるかと思えば、ある点に関しては、異様なほどの融通の利かなさを見せる。
それを日々感じるのは、ソーシャル・セキュリティ・ナンバー ( Social Security Number (SSA)) だ。
元々の目的は年金とか社会保障関係の事務処理の便宜のために設けられた番号らしいのだが、ともかく銀行口座を開く、携帯電話を契約する、電気を契約する、給料をもらう、医療保険に入る、運転免許をとる・・・と、どこで何をするにも、このソーシャル・セキュリティ・ナンバーが求められ、持っていないというと、いやーな顔をされて代わりにパスポートやビザの提示を求められる・・・のは、まだいい方で、時にはナンバーをもらってから出直してこい、と、門前払いを食らうこともある。
じゃあ、どこでどうやってとればいいのか、ということで、ホームページとか見てみると・・・ふむふむ直接オフィスに出向いて申請すればいいらしい。
ともかく、これがないと何もできないのだから、という訳で、渡米してしばらくたったある日の午後、ソーシャル・セキュリティ・オフィスへパスポートとビザを持参して出向く。
48丁目のブロードウェイと8番街の間のビルの5階にあるのだが、この入り口が何だか、そんな大層な番号を賜るには、えらく陰気なところ。
1階にセキュリティのつもりか、何だかこれまた無愛想で、でかい黒人が机に座っていて、じろりと睨むので、ちょっとびびりつつ「いや、ソーシャル・セキュリティ・オフィスに・・・」というと、「そこのエレベーターで5階」とぶっきらぼうなお返事。
まあ、ニューヨークでは余り愛想をもとめてはいけない(->この話もそのうち)。
で、5階に上がると、3つぐらいの窓口の一番奥が新規申込者らしく、結構、並んでいる。
もらった用紙に必要事項を書き込んで、10人ほど並んだ列の一番後ろに並ぶ。。。が、なかなか順番がこない。
まあ、ニューヨークで日本のようなてきぱきした窓口サービスを望んではいけない。がまん。がまん。
日本人らしき姿もちらほらいるが、日本人だからというだけで話しかけるのも、何だかなあ、という訳で大人しく待つ。
前は中南米系の(←勝手な推測)男二人組み。
だけど、殆ど会話はなく、じっと待っている。
と、思うと、一人は付き添いで来ているらしく、窓口では手続きを全部代行、、、もしかして外国人労働者のぶろーかーか?
オフィスは駅の待合室みたいになっていて、年金の受け取りとかの関係で来ている人は番号札を渡されて、椅子に座って待っているんだけど、一番前に座っていた何だか深々とベールをかぶったおばあさん(?)は、待っている途中で具合が悪いのか、それとも単に寝ているだけなのか、深夜の駅で見かける酔っ払い状態で一番前列の椅子3つを占領して上半身を横たえている・・・けど、誰も気にしないし、
何だか大きなバッグをしょって、いらいらした様子で窓口にいってしばらく放して引き下がっては、また、窓口に行ったりする挙動不振の若い男もいるし・・・アメリカって怖い
で、なんだかんだと40分ぐらい待って、ようやく順番。
実は自宅の住所と電話番号が決まっていないので、勤め先の住所と電話番号を連絡先に記入したのだけど、別に何も言われずに恙無く手続きは終了。
ほっ、と胸をなでおろしたのも、束の間、窓口の多分インド系のお姉さんが事務的に「じゃあ、受け付けたので、6週間ぐらいで届くから」と。
え?6週間?月換算だと1か月半?
そんな、日本からの船便じゃないんだから。。。
ということがあってから1か月、まだソーシャル・セキュリティ・ナンバーはもらっていない。
だから、携帯電話も運転免許もクレジットカードもお預け状態。
アメリカで生計を営むためには必須のものなのに、いざ外国人がとろうとすると、こんなに時間がかかるし、実は配偶者ビザとかだと、そもそもソーシャル・セキュリティ・ナンバーをとらせてすらもらえない。
・・・うーーん、なんだか・・・アメリカって・・・
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# by 47th | 2004-08-14 08:10 | Impressions

ホテル選びは慎重に(5)

さて、闘争本能に火が点いてしまった。
眠気もふっとび、何だかハイな状態になったぼくは、早速Hotels by City.comのカスタマーサービスに長ーーいメールをうった。
以下は、その抜粋(面倒くさければ読み飛ばしてもらってもOK)

With respect to the hotel reservation described in the e-mail below,
I called both of your customer service center and emergency customer
service center.
<中略>
Although the person on the line mentioned that the "policy" must be
showed in the "Terms and Conditions" of your homepege, unfortunetaly
I have not been aware of such "policy". Morerover, I could not
imagine that such "policy" apparently harmful to consumers exists
when I submitted the application form. <- ある意味、開き直り?
In addition, the confirnation e-mail below referred only to the
24 hours' prior notice rule and 25 dollaes penalty rule with respect
to the cancellation policy, and there is no reference or indication that the "policy" mentioned above, which is no doubt quite important for a customer.
<中略>
Secondly, the reason why I would like to change my schedule is great
"gaps" between images of the West Park Hotel offerred by your website
and the actual room allocated to us. In your images, the bed has clean
white bed covers and two chairs by a window which open to sunlight.
However, the actual bed cover is washed out patterned one and the room has no chair. The window faces narrow space between buildings and, of course, no sun light comes in.
<中略>
Having said that, I believe my request that the staying period be
shortend from 16 nights to 3 nights and the fees correspondent to the
unused 13 nights be refunded is reasobnable and legitimate. < - かなり強気
<中略>
I would appreciate your understandings, especially that a cousumer tourist, especially a foregner,do not have sufficient information prior to the arrival so that it is highly possible that change of the schedule should occur inevitably (for example, due to the "gaps" between images or information on the website and the reality.) < - またまた強気

要するに、いったんチェックインしたら一切返金できないなんて余りにも旅行者、とりわけぼくみたいな海外からの旅行者にとっては不合理だということと、そもそもホテルの部屋が写真と全然違うことの二点。だから、キャンセルを認めるように、ということ。
まあ、実際は、<中略>の部分で、「多少」スパイスを効かせたのだが、そこはまあ、ご想像にお任せするということで。

とは言っても、もう金曜日の真夜中。
アメリカ人が土日に一生懸命働くとも思えない。
でも、週明けまで返事を待っていると、仕事も始まるし、ホテルを移りにくくなるし・・・
でも、PARK CENTRALの予約のキャンセル期限は土曜日の午後4時。
それを過ぎると、今度はPARK CENTRALの方で一泊分のキャンセル料が発生する。
さて・・・どうなることやら・・・cont'd
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# by 47th | 2004-08-04 12:16 | Happenings!

伝統vs革新- 42nd Street & Blue Man Group

今日は最近見に行った二つのミュージカルの話を簡単に。
一つは、最近日本でも上演された”42nd Street”、そして、もう一つはオフ・ブロードウェイながら、斬新な演出でNYで話題になっている”Blue Man Group”

42nd Street”は、1980年に初演を迎えて以来、コーラス・ラインに続くロングラン記録を持つミュージカルの王道。いわゆるバックステージもので、端役の若手女優がスターの座に上りつめるという典型的なアメリカン・ドリームの話。
a0037968_12161073.jpg本来なら余りぼくのテイストではないのだけど、来年の1月に公演が終わるということと、TKTS(当日券をdiscount rateで販売するスポット)で半額で売っていたので、まあ話のタネにということで。

これに対して、”Blue Man Group”は、その名のとおり顔を青く塗った3人の男たちが繰り広げる前衛的なPerformanceとMusicが、こちらでは絶賛されている。ポンチョの着用が必須とされている前方の席は入手困難とされていて、TKTSではまず見ない・・・が、今回は平日にBox Officeまで出かけた妻の粘り勝ちで、日曜日の5時台のショーの前から4列目、Poncho SeatをGet!

なるほど、”Blue Man Group”は、ミュージカルというよりもテレビのバラエティショー的な要素を多分に採り入れたentertainment showで、台詞を一切しゃべらないBlue Man Groupのコミカルな表情とアクションで、まさに子供でも笑えて楽しめる。(もっとも、Ozzy Osbourne のCrazy Trainを使ったコント(?)は、マニアックすぎたらしく、周りでうけていたのはぼくだけだった・・・あと、日本的な基準でいうと、ちょっと「品がない」ところもあったが、まあアメリカンコメディということで・・・)
ライブと予め撮影しておいた素材を組み合わせた演出も、なかなか唸らせるものがあった。(たとえば、ステージからBlue Manたちが走り去ると、ステージ上のモニターにバックステージの中継画像が映し出されたりする。)
トイレットペーパーや洗濯機のホースが、ブラックライトやブルーライトの光を受けて、非日常的な幻想的な情景を創り上げる、その発想にもおそれいったし、各方面から絶賛されるのも納得がいった。

でも、そういう能書きをさておいて、純粋に楽しめたのは、といえば、まちがいなく”42nd Street”だった。
ストーリーはありきたり、ダンスや音楽もtraditional・・・でも、スピード感や躍動感、そして笑いの要素も含めて、その完成度が半端じゃない。
栄枯盛衰の激しいブロードウェイで20年以上も愛されてきたのには、それだけの理由があるということだろう。実際、他にもいろいろと見たいミュージカルはあるけれど、来年1月の閉幕までにもう一度見てみたいとすら思った。

”Blue Man Group”は、それなりに楽しめたし、話のタネにはいい。でも、もし時間がなくて、どちらか一つしか見れないのであれば、断然、”42nd Street”をお勧めしたい・・・え、cookin’とどっちか?・・・それは難しいけど、、来年1月までだし、ブロードウェイ原産ということで、今のところは、ハナ差で”42nd Street”にしておこう。
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# by 47th | 2004-08-03 07:25 | Entertaiments

ホテル選びは慎重に(4)

(1)(2)(3)はこちらへ>

さて、金曜日の夜、食事から戻るときにフロントに日曜日チェックアウトしたいと伝えると、
「ホテルとしては、いつチェックアウトしてもらっても構わないけど、既に宿泊料金は引き落とされているから、その分はインターネットのホテル予約サービスのカスタマーセンターと話してもらう必要がある」とのこと。
まだ電話でややこしい内容を話すのは苦手なんだよな、と、思いつつ、13泊分の払い戻しには代えられない。
早速、HOTELS BY CITY.COMのカスタマーセンターに電話したのだが、タライ回しされ、結局、URGENT HELPとかいう番号にかけ直させられたのだが、そこで聞いたのは信じられない言葉。
「我々の"POLICY"として、一度ホテルにチェックインしたら一切返金には応じられない」
・・・そんなの聞いてない。
「インターネットで予約するときに同意した"Terms & Conditions"に書いているはず」
・・・・・「同意」?ああ、ひょっとしたら、何だか小さい文字でぐちゃぐちゃ出てきたので、面倒くさいので"Agree"と押しちゃったかもね。
「ともかく我々の会社の"POLICY"だから、返金には応じられないとしか言いようがない」
言っていることは分かったけど、じゃあ、13泊分はあきらめろ、っていうことか?
そんなの余りにも不合理だ。
「ともかく、自分はURGENT HELPDESKの人間だから、これ以上のことは言いようがない。あとは通常の営業時間にCUSTOMER CENTERに電話してくれ」
で、通常の営業時間は?
「月曜日から金曜日の9時から5時」
って、もう金曜日の夜なんですけど。
次のホテルは日曜日から予約とってるし・・・
どちらにしろ、これ以上話してもどうも埒があかないようなので、いったん電話を切った。
さて、よーく考えよう。お金は大事だよ・・・
じゃあ、次のホテルの予約を取り消して、あと13泊、ここで我慢するか?
この狭い陽の光の届かない部屋に。
・・・冗談じゃない
どう考えても不合理だ。
それは、契約条項をよく読まなかった方が悪いというのもあるかも知れない。
でも、そんな重要な情報はconfirmationのメールにも予約するときのページのどこにも書いてなかった。
CANCEL POLICYとして書かれていたのは、24時間前の通知+25ドルの手数料だけだ。
(まあ"prior to arrival"というのが気にならなかったとは言わないけど。。。)
それが一回チェックインしたら、一切キャンセルが利かないなんて馬鹿げている。
それなら、予約を複数回に分けて細切れにしておけばいいということになる。
だいたい、そんな馬鹿げた"POLICY"があるなら、最初からHOTELS BY CITY.COMなんて使わない。
だって、旅行にアクシデントや予定の変更はつきものだ。そのときに合理的なキャンセル料がかかるのは仕方ない。例えば、チェックインした後のキャンセルには1泊分のキャンセル手数料がかかると言われたら、ここまで不合理と思わなかったかも知れない。でも、3泊しか泊まらないのに、残り13泊分を返さないなんて、、、不合理にもほどがある。
それに、今回ホテルを変えるのは、そもそもホームページにアップされていた写真と実際が余りにも違いすぎたためだ。
いわば誇大広告のせいじゃないか。
こういう「不合理」は、ぼくの闘争本能に火を点ける。
売られた喧嘩?は、買ってやろうじゃないか・・・・cont'd
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# by 47th | 2004-07-31 06:09 | Happenings!

Is it American way?

クラシックは余り得意ではないのだけど、昨日はリンカーンセンターで開かれた"Mostly Mozart Festival"の初日に行ってきた。
といっても、実は無料チケット。
水曜日にぼくが仕事に行っている間に、妻が並んで入手した。なかなか情報集めがうまい。
ショー自体は、クラシックのコンサートに余り馴染みのないぼくにも楽しめたし、そもそも無料チケットなんだから文句なんかあるはずはない。
お代を払っていない観客のために、1時間以上にわたって緊張感のある演奏を披露した指揮者と楽団には、せめて惜しみない拍手が送られるべきだし、実際、ぼくもプログラムの演目が終了した瞬間、2階のバルコニー席、体を斜めにしないとステージを見ることができない席から精一杯の拍手を送った。
もちろん、ほかの観客も・・・指揮者が振り向くか振り向かないかのうちに、オーケストラシートの観客の多くが立ちあがった。
standing ovationのため・・・ではなかった。
彼らは深々と礼をする指揮者(たぶんフランス人)に背中を向けて、さっさと出口に向けて殺到しだしたのだ。
指揮者はステージを去る。楽団はまた椅子に腰掛ける。
そして、指揮者がまた現れ、彼らは楽団に起立を促して、また礼をする。
そして、また指揮者はステージを去る。それを見て楽団員はとまどった様子で、また椅子に腰掛ける。
再三、指揮者がステージに上がり、また楽団に起立を促し、礼をして、そそくさと去る。
楽団員は互いに顔を見合わせながら、また椅子に腰掛けるが、客席のライトが点き、それを見て楽団員も三々五々楽譜をまとめてステージを下がっていく。
クラシックのコンサートの終わりは、こういうものなのだろうか・・・
なら、いいのだけど。
指揮者が怒っていたのでなければ・・・
本当はプログラムに載っていない演目を用意していたのだけど、たった5分や10分の拍手を惜しんで背中を向ける不躾な聴衆に聞かせる音楽はないと判断して、打ち切ったのでなければ・・・

チケットに対価を払っていないからこそ、守らなければならない礼節がある、と考えるのは、余りにも日本的な考え方かもしれない。
でも、精魂込めた演奏を披露し、聴衆に深々と礼をする演奏者に、背中、いや、ちょっと下品な言い方かもしれないけど、お尻を向けるのがAmerican wayなんだろうか?

もちろん、惜しみない拍手を送っている人たちもたくさんいたから、席を立った人たちだけをもってアメリカ云々を語るべきではないのかも知れない(日本人だって、一部の心ない日本人があたかも日本全体を代表するかのように言われると心外だろうし)。

でも、一人や二人の問題、個人的な問題ということもできない。
言葉の問題だけではなく、やっぱりここは異国なんだ・・・
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# by 47th | 2004-07-31 02:46 | Impressions

ホテル選びは慎重に(3)

(1)(2)はこちらへ>

まず驚いたのは、その狭さ。
これは、日本のチープなビジネスホテル並み・・・いや、もちろん、New Yorkだし、HawaiiやTexasとは違って土地代も高いから、そういうこともありなんだろうけど・・・それにしても、ホームページと違い過ぎないか?
ホームページの写真だと、部屋にはちゃんと椅子をおくスペースもあるし、テレビ台とベッドの間もちゃんとスペースがあるのに・・・実際は椅子もないし、ベッドとテレビ台の間は横になってようやく一人通れるだけのスペースしかない。
この際狭くてもいい。せめて写真みたいな清潔な白いリネンのベッドで休めれば、、、、もちろん、それも虚しい願いだった。
a0037968_21121252.jpg
色褪せて、シミのついたベッドカバー、ちゃんと洗濯したのか疑わしい黄ばんだシーツ・・・気のせいかもしれないけど、最初の夜は何だか全身むず痒かったし・・・
他にも、建て付けが悪くてなかなか開かないクローゼット、壊れて鍵のかからないセーフティボックス(つまり、ただの箱)、データポートが壊れた電話、etc.,といろいろあるけど、何よりも暗い
窓は一応あるのだけど、開けてもビルとビルの間の空間で光は届かない。
昼なのか夜なのか、晴れているのか曇っているのか、何だか地下室にいるみたいな暮らし。
いくら宣伝目的とはいえ、ホームページの写真とはあまりに違いすぎないか?
それでも、しばらく我慢すれば慣れるのかも知れないと思って、二日は我慢した。
でも、週明けからはぼくは仕事に行かなければいけない。
そうすると、昼間はこの部屋に妻が一人。
セキュリティのことも考えると、やっぱり安心できない。
アパート探しも一段落ついたので、三日目にホテルを移ることを決意。
インターネットでのリサーチと現地調査(単にロビーに行っただけだけど)の結果、一泊50ドルぐらいは高くつくけど、PARK CENTAL NEW YORKに移ることに決定して、今度はホテルのホームページから予約をとった。
あとは、今のホテルの予約のキャンセルだ。
インターネットで予約をとるときにCANCEL POLICYはチェック済み。
Confirmationのメールにも次のように書いてある。
”Cancellations made within 24 hours prior to arrival will be assessed 1 night(s) portion of the deposit. All changes or cancellations, except the addition of more nights, will be assessed a 25.00 USD processing charge”
ちょっと気になるところもあるけど、たぶん、24時間前の連絡と25ドルの手数料ということ(だろう)。
日曜日に次のホテルに移るということは、日曜日の予約からキャンセルということなので、金曜日中にホテルに言えばいいということになる。まあ、この際、25ドルは仕方ない。
・・・そう、25ドルで済むものなら・・・cont'd
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# by 47th | 2004-07-28 14:44 | Happenings!

ホテル選びは慎重に(2)

(1)はこちらへ>

さて、タクシーに乗って、いざColumbus Circleへ向かうも、Columbus Circle周辺は工事で大渋滞。
しかも、Columbus Circle沿いにはホテルは見あたらない・・・と、58th Streetにちょっと入ったところに、それらしき建物を発見。しかし、58th StreetはColumbus Circleに向かって一方通行。なので、ぐるっとLincoln Centerを回って58thへ。
タクシーの運転手も、この住所はColumbus Circleじゃなくて、58th とするべきだとか言っているけど、今日New Yorkに着いたぼくに言われても困る。
まあ、とにかく着いたので、よしとしよう。
空港から直行したので、チェックインには少し早い・・・せいなのか、ドアマンの姿が見えない。
大荷物をタクシーから運転手と一緒に降ろして、ホテルの前に立つも誰も寄ってこない。
まあ、高級ホテルじゃないからと自分を納得させて、ドアを開けて中に入ろうとすると、ドアの外に突っ立っていた男が「チェックインか」と聞くので、「そうだ」と応えると、ポーターを呼んでくれた。
ビルとビルの間に挟まれた、これまた狭いビルだけど、ロビーの感じはこぎれいで悪くない。
時間が早いのでチェックインを断られるかもと思ったが、あっさりOK。
これもアメリカのホテルでは必ずそうするようにクレジットカードの提示を求められる。
そのとき、インターネットの予約サイトを通しているので、最初に宿泊予定分の宿泊料金+TAX全額を引き落とすことになるがいいか、と、尋ねられる。いやと言ってどうにかなるものでもないだろうし、長旅で疲れていたので早くベッドに寝転がって手足を伸ばしたいという欲求もあった。
そこで、あっさり「OK」と言ってしまった。
部屋は5階。一つしかない、しかも日本の雑居ビルみたいな狭いエレベーターに乗って5階へ。
ホテルというよりも、映画に出てきそうな安アパートみたいな作りだ。元々アパートだったのを改装したのかも知れない(実際、まだ改装の途中みたいで、時々エレベーターで石屑を台車で地下に運ぶのと乗り合わせたりした)。
まあ、でも、部屋はリフォーム済みかも知れない。なんといっても、ホームページの写真はよかったし・・・そんな儚い期待は、ドアを開けたときにも、もろくも崩れ去った・・・cont'd
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# by 47th | 2004-07-28 06:22 | Happenings!

IKEAは安い?

海外への引っ越しとなると、かさばる家具を持っていくのは余り現実的ではない。
というわけで、アパートメントへの引っ越しに備えて必要な家具を調達しなければいけない。
少なくともニューヨークでは、大概の家具はレンタルでも入手できるし、日本に戻るときの手間を考えると買うよりも借りた方が便利な部分もあるのだが、なかには買ってしまった方が安く上がるものもある。
そこで、ニューヨークでは有名な家具屋の"IKEA"に行くことにした。
マンハッタンのポートオーソリティから出ている無料シャトル便に揺られること30分。ニュージャージー州のニューアーク国際空港のすぐ近くに"IKEA"がある。
月並みな表現だが、これが広い。勤め先の同僚が、"IKEA”に行くと一日がかりで午前中からショールームを回り、途中でランチをとって、また買い物と言っていたのだが、本当にその通りになった。(ちなみに大学の学食なみのカフェテリアまであるので、昼食はそこでとることになった。)
建物は2階建てだったので、最初はたかを括っていたのだが、これは、日本なら家具の展示場ではなく中古車のショールーム並みの広さだ。そこに並ぶありとあらゆる家具。そして、何よりも安い。コーヒーテーブルが19ドルから、椅子は10ドルから。しかも、結構作りがしっかりしている。
最初はレンタルすることにしていた家具までリストアップしてしまった。
"IKEA"が売っているのは家具だけではない。1階に降りると、食器、カーテン、布団、絨毯、照明、etc...やはり、これも安い。
というわけで、ショッピングカートがあっという間にいっぱいになる。
それに加えて、2階のショールームで選んだ家具をピックアップしなければならない。
そう、"IKEA"の売りは殆ど全てが「組み立て式」で「持ち帰り可能」というところにある。
がっしりとした作りを反映した20キロや30キロある家具の組立てセットを台車に載せながら、ふと不安が兆してくる・・・これを全部自分で組み立てるのかぁ。。。
と、ここで気持ちが萎えるのが、日本人の甘さだろうか。
周りを見ると、カートに乗りきらないぐらいの家具の組立てセットの台車がごろごろしている。
アメリカ人の「お持ち帰り」の感覚との差をまざまざと見せつけられ、ダイニングテーブルやサイドボードはやっぱりレンタルでいいや、と日和見して、結局、「大物」はコーヒーテーブル、パソコンデスク、折りたたみ椅子2脚にラックとライトスタンドに留めて、いざ会計。
安い、安いと言っても、さすがに色々と買い込むとかなりのお値段になってくる。
会計後に配送カウンターに持っていくのだが、この時点で夕方5時を回っている。1時前には着いたから、ここまで4時間以上かかったことになる。マンハッタン行きのシャトルバスの最終便は午後6時。間に合うか?
30分以上並んで漸く配送受付。
さっきの大物の配送を頼もうとすると、、、なに?ライトは配送できない?
でも、このスタンドライト、20kg近くあるんだけど。
配送不可なら不可と売り場にでも書いておけよと思いながら、もう会計も済ませてしまったので後戻りはできない。
ライトの入った箱を抱えながら、バスでマンハッタンに戻り、いつもなら歩く距離をタクシーを拾ってホテルまで。
しかも、結局、配送料だけで100ドル以上。
"IKEA"は確かに安い。
ただ、その恩恵を十分に受けるには、どうも車が必要ということらしい。

そうそう、2006年には、日本にもIKEAができる。いろんな意味で楽しみだ。
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# by 47th | 2004-07-27 12:26 | Impressions

Cookin' (NANTA)

知っている人は知っていると思うのだが、ブロードウェイミュージカルにはオンブロードウェイとオフブロードウェイの二種類があり、その区別はブロードウェイ沿いの劇場でやっているかどうか、、、、ではなく、どうも客席の数によるらしい、というのは、遅ればせながらNYに来てから知った話だ。
そして、"Cookin'"はオフもオフ。タイムズスクェアを遙かに南に下って、NYUの近く、地下鉄の駅でいえばWest 4thの小さな劇場でやっているミュージカル。その上、韓国生まれ、というわけで、ぼくのNYでのミュージカル初体験は、いろんな意味で王道からは程遠いところから始まった。
a0037968_22403986.jpg
`Cookin'"は、元々「NANTA」という名前で3,4年前に日本でも公開されたミュージカルで、その名の通り厨房を舞台に、調理器具を楽器代わりに使って展開されるミュージカルだ。
劇場はガイドマップにも載っていない路地を入ったMINETTA LANE THATERという百席ぐらいの小さな劇場。なので、本当に客席と舞台が近い。そして、実際、劇中に客席から観客を引っ張ってきて舞台に上がってもらったり、観客とゴムボールの投げ合いがあったりする。これは、オフならではの魅力ということだろう。
そして、その狭い客席に対して、演じる方もたったの5人。1時間半ちかいショーを休みなく、5人、特にコックを演じる4人は殆ど出ずっぱりで包丁やしゃもじを振り回して、時には変幻自在のビートを打ち鳴らし、時には舞台の上を所狭しと駆け回り、香港映画を思わせる殺陣を演じる。
驚くのは、そのリズム感覚と正確性だ。クリックや指揮者なしで、あれだけ高速のテンポで正確にリズムを刻むのも相当のことなのに、それを時には包丁をスティックに、まな板をスネア代わりにリズムを刻む。見る方も固唾をのみつつ、いつの間にか瞬きも忘れてショーに引き込まれていく。
・・・でも、余りショーの内容を細かく話しても仕方がない。
ともかく、ぼくに関しては、cookin'は「当たり」だった。
この日も金曜日の夜なのに、まだ客席に空きはあった。当日、TKTSでディスカウントレートで手に入れられる可能性は高いので、チャンスがあれば、試しにどうぞ。
そうそう、このショーでは、実際に鉄板でコリアンBBQが作られるのだが、その匂いが食欲をくすぐる。
この辺りには遅くまでやっているレストランやカフェもあるので、そこでcookin'の余韻を楽しむのもいいかも知れない。
(ただ、おいしいコリアンBBQが食べたいなら34th Streetまで上がるべきだけど)
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# by 47th | 2004-07-25 13:44 | Entertaiments