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Blog移転しました!

さて、まだ始めて間もないのに、何だと思われるかも知れませんが、友達のblogを見ていたら、もう少し色々なことがやってみたくなって、もう少し色々と遊べるところに移ってみました。
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# by 47th | 2004-10-23 12:23 | Miscellaneous

Congratulations! RED SOX!

3連敗のあとの4連勝でRED SOXが見事にア・リーグの優勝決定戦を制した。
幸いなことに(?)、まだNYに来て3か月でYANKEES熱に感染していないので、今回のプレーオフは、どちらに肩入れするという訳でもなかったのだけど、3連敗のあと、集中力とmotivationを欠かすことなく、僅かな可能性を追求したRED SOXは優勝に相応しい戦いぶりだった。
実際、9月にBaltimoreとの試合で降板後、思い切り壁を殴りつけて左拳を骨折したKEVIN BROWNがフォアボールを出した末の満塁HRで2回で早々にマウンドを降りた後、怒りも見せずに黙ってダグアウト裏に引っ込んでいく姿が妙に寂しく、何が何でも勝ちにいくという気迫が何となく欠けているように見えた。
それに比べてRED SOXのチームとしての一体感は素晴らしかった。
ワールド・シリーズで盛り上がるNYを見てみたい気もしたけれど、ここは素直にRED SOXおめでとうと言っておこう。

それにしても、ここ数日仕事先でも話題はこの優勝決定戦ばかり。
確かに色々と因縁もあって面白いカードではあるけれど、それにしてもこの盛り上がりは凄い。
同じ国民的スポーツと言ってみても、日本シリーズの盛り上がりとはどこか違う・・・

勿論、国民性とかも色々あるんだろうけど・・・
MLBの方がプロ野球よりも面白いからという声もあるけど、実はぼくにとってはそうでもない。
配球や試合全体での戦術的な部分は日本のプロ野球の方が勝っている面もあるし、いくらHRが多いといっても、緊張感のない乱打戦はやはりあきられる。
・・・コンテンツとしての内容でそんなに劣っているとは思わないのだけど、日本では視聴率は低下して、球団経営は赤字で損失覚悟、パ・リーグの球団経営は年間30億円の赤字を引き受ける覚悟がいるらしい・・・
でも、それって何か変な気が・・・いくら低迷しているとはいえ、日本の国民的スポーツと称されるプロ野球の球団が十億単位の赤字って・・・世界中でスポーツがコンテンツビジネスとして、引く手あまたの状況にあって、日本のトップ・スポーツの球団経営が成り立たないって、何かおかしい・・・じゃあ、Jリーグは?というと、儲かるとまでは言えないらしいけど、決して損失覚悟のビジネスという訳でもないらしい?
じゃあ、日本のプロ野球の低迷の原因はどこにあるんだろう・・・
MLBを見ていると、試合そのものから離れて、ふとそんなことを思ってしまう、今日このごろ・・・ま、その話はまた今度するとして、とりあえず今夜はRED SOXおめでとう、ということで!
# by 47th | 2004-10-21 13:51 | Miscellaneous

MLBもりあがってます、それにひきかえ?

日本でも日本シリーズのようですが、こちらは目下ア・リーグ、ナ・リーグそれぞれのプレーオフも大詰め。
仕事から戻ってRED SOX v. YANKEES第5戦を見始めたら、結局試合が終わったのは11時・・・最後の方はテレビで見ている方が寒くなるぐらいボストンは寒そうでしたが、寒さの中でも全く帰る気配もなく、必死に地元チームを応援するファンの姿はけなげだった。
それに応えるような、最後のORTIZのサヨナラヒット・・・というよりも、正直YANKEES SIDEは押さえる球がなくなるぐらい、凄い集中力だった。
まあ、YANKEESの3連勝で始まったプレーオフも、RED SOXの連続サヨナラ勝ちで大分面白くなってきた、というところかな?
正直、MLBでは特定の贔屓のチームがあるわけではないので、まあ面白い試合が見れればいいかなというところだけど、一応NY在住ということで7戦までもつれた上でYANKEESがワールド・シリーズ進出というのを期待。

ナ・リーグの方もなかなか盛り上がっていて、YANKEES v. RED SOXが終わった後に、そのままASTOROS v. CARDINALESだったんだけど、見ていたら9回裏JEFF KENTの劇的なサヨナラ・ホームラン!
アストロ・ドームも最後は大変なお祭り騒ぎ・・・この地元が一体となった盛り上がりは本当に凄い。
そして、6時間近くのゲームの打ち切りなしの放送・・・

それにひき換え、日本のプロ野球界は、相変わらずグラウンドの中よりも外の方が騒がしいみたいだけど・・・いったい、どこで「メジャーリーグ「と「プロ野球」の間が開いてしまったんだろう・・・cont'd
# by 47th | 2004-10-19 13:10 | Miscellaneous

BROOKLYN THE MUSICAL ~ 魅せる「歌」

さて、42ndとBlue Man Groupの後もちょこちょことミュージカルには行っており、Mamma Mia!, Chicago, MOVIN' OUTなども見ているので、本当はそちらの方から先にレポートすべきなのだろうけど、この週末に見たBROOKLYN THE MUSICALの印象がとても強かったので、忘れないうちに、ごく簡単に、紹介しておきたい。

"BROOKLYN THE MUSICAL"というのは、その名の通り、マンハッタンの南東に位置するブルックリンを舞台にしたミュージカルで、SINGERの女の子がBROOKLYNというキーワードだけを頼りに父親を探しにいく・・・というお話自体は、正直、どうでもいい。(しかも、ラップなみのスラングだらけマシンガン・トークは、とてもNY在住3か月の耳には追えない・・・)

このショーの凄みは、一にも二にも、その「歌」にある。
まず圧倒されるのは、その歌唱力。特に BROOKLYN(主人公の名前にもなっている)役とPARADISE(BROOKLYNのライバル?の黒人シンガー)役の二人の歌唱力は、圧倒的なものがある。
声量の大きさ、音域の広さは言うに及ばず、それ以上に目を見張るのがリズム感と表現力・・・同じメロディーでも場面に応じて、違う色彩を帯びる。
そして、ともすれば歌唱力の影に隠れてしまいそうになるけれども、楽曲のセンスもすばらしい・・・ジャズ、ロック、R&B、ラップ色々な音楽の要素が織り込まれながら、根底のところでメロディのPOPさや、楽曲の統一性が失われていない、巧みなバランス・・・直接の関連性はないのだけど、不思議とCAMELを想起させる・・・(この喩えの方が分かりにくいか、普通・・・)
ともかく、個人的にこの楽曲スタイルは物凄く「つぼ」で、休憩なしの1時間半以上のショーが、本当に短く感じた。

そうそう、見所は歌ばかりではない。ネタバレになるのでやめておくけど、衣装、特にBROOKLYNとPARADISEのMSGでの対決の衣装は見物。かなり笑えることは間違いない。

BROOKLYNは、始まったばかり(実のところ10/25まではPreview状態)で、まだ、そんなに知られているわけではないかも知れないけど、この「歌」は一見(一聴?)の価値はある。機会があれば、是非見て欲しい。

P.S. ちなみにホームページでは、使われている楽曲の中から4曲が試聴できる。どの曲のお薦めだけど・・・まずは、テーマ曲的に使われているONECE UPON A TIMEかな?・・・うーん、でもStreetsingerもいいし・・・まあ、とにかく聞いてみて欲しい。
# by 47th | 2004-10-19 07:42 | Entertaiments

RUSH(2)

写真で見たことのあるRADIO CITY HALLは、何だか多分昔からのファン(何せ30周年だから)のお年を召した方から、DREAM THEATERのT-シャツを着た長髪の見るからにメタル兄ちゃんまで色々な人々で溢れかえっていた・・・しかし、あれほどNYではどこに言ってもみかける「日本人」は、その日のRADIO CITYでは全然見かけなかった。

 コンサートは30周年記念というに相応しいRUSH MUSICの集大成。本当にここ何年も聞いていなくても、体が覚えているというのはこのことで、”2112”や”MOVING PICTURES”の曲に、自然と体が反応する。個人的に嬉しかったのは、昔聞き込んだ”COUNTER PARTS”から”Animate me”をやってくれたこと(ただ、サウンド・プロダクションが今ひとつで音がこもり気味だったのが残念・・・)。
 見所は色々あったが、圧巻だったのはニール・パートのドラム。コージー・パウエルこそ実物を見ることはできなかったものの(→痛恨・・・)、上手いと言われるドラマーは色々見てきた。でも、ニール・パートには参った。「手数王」とは、よく言ったものだ。ずらりと並んだタムやシンバル、カウベル(カウベルだけで何種類も用意するかな、普通・・・)、シンセパッドを、時には両手を交差させ、信じられないような正確さとスピードで叩いていくのを見ていると、本当に手が4,5本あるんじゃないかという気がしてくる。それ以上に凄いのは、その緩急自在のリズム感と構成力。
 凄く極端な言い方をすれば、ロック系のドラマーの多くは「生きたリズム・マシン」で、こういうタイプのドラマーは曲のバックでドラムを叩いているうちはいいものの、ドラム・ソロなんかやらせた日には、見ている方からすると、その間にもう1曲やってくれ、という感じになる(典型は、日本でも(だけ?)人気があったMr.何某かのドラマー・・・バンドとしては、凄く好きだけど、あのドラム・ソロは・・・ベーシストが芸達者なだけに余計そのつまらなさが際立ってしまう・・・それ以前にリズム・マシンとしても×なドラマーもいるけど・・・)。けれども、ごくまれに打楽器であるドラムだけで、一つの音楽を成り立たせてしまうことのできるリズム・マスターとでも呼ぶべき存在がいる。こういうドラマーに共通しているのは、スネア一つの緩急と強弱だけで観客をひきつけることができるということ(THIN LIZZYのブライアン・ダウニーがそうだった)。
 ニール・パートは手数で勝負したかと思えば、一転、スネア一つで勝負する。どんな場でもてんで勝手にしゃべりまくるNYの観客が、この時だけは固唾を飲んでニールのドラム・ソロに魅入っていたのが印象的だった。

 NYに来て、コンサートのスケジュールをチェックすると、本当に驚く。マンハッタンではなかったのであきらめたけど、同じ頃ロングアイランドではDEEP PURPLE / THIN LIZZY / Joe Satorianiなんていう信じられないようなカップリングのコンサートが行われていたし(PURPLEにリッチーかジョンのどちらかがいれば、万難排して行ったかも知れないが、二人ともいないPURPLEって・・・)、他にもUFO, Michael Schenker (同じような時期にNYでやるとは。。。喧嘩とか起きなきゃいいけど), Kip Winger, TWISTED SISTER (まだ生きてたんだ・・・), FOGHAT (!!), Johnny Winter, YES, HEART, Motorhead, Dio, Anthrax, Monster Magnet, Lynch Mob, KANSAS・・・日本では消息もよく分からないアーティストたちが頻繁にライブをやっている(ここに挙げた名前が全て分かったら、大したものです)。

 そして、何よりも、ぼくのMost Favoriteを5本挙げろと言われたら、THIN LIZZYと並んで絶対に外れることのない、Francis Dunnery・・・本物を見ることはできないかも知れないと半ばあきらめていた彼もまたNYでライブをやっていた。
 チェルシーのさびれたライブハウスで、30人ほどの観客を相手に歌うフランシス・・・大げさかも知れないが、それだけでもNYに来た意味があったような気がした・・・その話はまた今度。
# by 47th | 2004-10-15 13:03 | Entertaiments